(新)笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記  旧ブログ→http://blog.goo.ne.jp/hanakoba0506

エレキコミック第25回発表会「東京」感想

大阪公演見に行きました。ABCホール
10月7日から11日まで下北沢本多劇場で行われたエレキコミックの単独ライブ大阪公演です。
エレキコミックが好きなので大阪公演を行っちゃったよ。
全ネタ感想。

「東京」
東京から自転車でやってきた青年今立と村人やつい(敬称略)が出会う話。
どんな話だったか今や…。
印象に残っているのは天然記念物の鳥を投石で狩って、どんぶりにしていること。
田舎にいるからっていい人ばっかりじゃないしどこに住んでいようと、人は人。

映像:OP

「ちがう誰かに」
中学生の友達やっつんだっつん。
好きな子に告白するのにポエムをつくるので、ネットで10円で買った相○みつ○の詩集。
全部佐○研二郎にしてもハマるという流れになる。
あんまりあの事件知らないんだけど、それでも面白かった。

映像:CMパロディ
エレキコミックのグッズ販売をCMパロディでやるんだけど、
いつもエレキの映像見てから、テレビで「ああこれか」と答え合わせ。
まだまだオンタイムでテレビ見てる人が多いんだなって会場で確認します。
全録とかYouTubeだけになったらこのコーナーは難しくなる。

「弔辞」
友達の葬式に自分のライブの告知をする友人代表。
バイトで一緒だっただけなので思い出は全部コンビニのバイトのやりとり
っていうのがバカバカしくておもしろかったなあ。
 
映像:トゥインクルEXILEオーディション
幕間映像にて、登場したEXILEのパロディCM制作の裏側。
突然、事務所に所属する若手芸人にEXILEっぽい服装で来るように集合をかけるもの。
これフルで見たいなあと思いました。大阪で公開されたものはあっという間に終わっちゃって、細かく若手芸人さんの顔を確認できなかった。

「今渕」
アーティストのファンが自宅前で待ち伏せしてなんとか中に入ろうとするコント。
ラジオ『エレ片のコント太郎』の中でも語られていたエピソードが元になっているんだなと思いました。
とにかくドタバタして楽しいやつ。

映像:やついフェスの様子。
りある電波.(ドット)♂(雄)の舞台裏。
これもあっという間に終わった。
楽屋でやついさんが指導する風景がラジオで語られた以上の面白さだった。

「くぅーちゃん」
コンビニの面接。 良く考えるとベタな設定だな。見てる時はそんな感じしないのに。
面接に来る女性がアイドルになるために、テレビ局の近くのコンビニで働いてスカウトされるストーリーを考えているくぅーちゃん「クソマミレ明美」です。
やついさんの女装はいつも服装のクオリティが高く、性根が腐りきっており、それでいて絶妙に現実のあるあるが入っていて、すごく好きです。
なんだかこんな子いそうだなって思ってくるマジックがあります。
「ブス」と言われて、サッと体を翻し「当たらない」と言う「ブス」ワードをよけるギャグ、我が家でも娘とよくやってます。

映像:今立お見合いサイトに登録
これも、もともとの映像が長かったとしたら、もっと見たい。
今立さんがガチでお見合いサイトに登録する模様。
そして全然リスポンスがなかったこと。が映像化されてました。

「帰ってきた本気役者」
今回の本気の舞台は「桃太郎」。
漫才の題材でも多く使われている童話ですが、コントとして桃太郎のストーリーがどんどん膨らんでいく様が面白かった。
ストーリーの裏を読んでいくスリリングな展開。さまざまな伏線。良いコント。

映像:合宿
単独ライブの合宿と称して、みんなで温泉に行くも、ただの飲み会になって帰ってくる。
こちらが想像したとおり。でも心理戦があったりして良くできたドキュメンタリー、いやコントになってた。

「TJP」
東京ジェラシックパークに遊びに来た今立青年とカフェの店員くぅーちゃん。
これまでやったコントとコントがつながるようなセリフがいくつかあったりして、今までのエレキのネタにはなかったテイストが入ってる気がした。 いや今までもあったはあった。けど塩梅が違ってたかも。
ただ最後はモニターをつかった映像コント。
これ毎回笑っちゃうんだよな。どうしてだろうか。
 
以上。見た人にしか分からない感想を申しました。

今回、小学4年生の娘と見に行ったんですけど、楽しめてたようです。
子どもにも分かるのに、きつさや毒もあってそれは全然子どもにはついていけないところだから分からなくてもスッと飛ばせる。
小難しさが一切なくここまでバカなことをしといて、質が高いものってなかなか探すのは難しいかもなって思いました。
ハードル低いことと良質なことを同時に満たす。
シンプルだけど、いろんなものが混じりあってる。
コントの単独ライブをいくつか行くのですが、ここまでのやつには出あわないから、また次も行くし、地方だったとしても行って良かったと思う。
いつも地方公演を予約するときに「そこまでする?」って一度自分の中でもうひとりが聞くのですが、毎回やっぱり行って良かったなって結論が出るもんで。
こう思う限りはまた行こうと思うんです。

今回の単独の全ネタ解説が
エレキコミックメールマガジン内やついさんのコラムで読めます。おかげでネタの題名が間違えなくてよい。
全ネタ解説、最高だ。