(新)笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記  旧ブログ→http://blog.goo.ne.jp/hanakoba0506

ニューヨーク推し

ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!』見てたら、ゲッターズ飯田さんが出演されていて、今年ブレイクする芸人としてニューヨークをあげていた。

これはそろそろ書いておかなくちゃいけない。
わたしニューヨーク推してます。

ものすごくファンじゃないと書いては行けない気がしてたので今日までそれほど表に出してませんでした。
ライブをちゃんと見るまでは・・・と先送り先送りにしてましたけど、そんなこと言ってたらもう売れっ子になっちゃって、「知ってるし!」って言われてしまうかもしれないから、今のうち宣言しておく。
わたしが今一番面白いって思っている若手コントグループはニューヨークです。

ちょっといいかも?
ってくらいではここまで言わない。

ニューヨークは、見るネタすべてにハズレがない。そしてクオリティが一定である。
東京03の飯塚さんが「性格悪い」と紹介したこともある(あの飯塚さんが。決して性格の良いネタを書かない東京03ネタ担当の飯塚さんが言うのだから、相当な褒め言葉だ)ニューヨークのネタの切り口は、わたしが見た物に限ってはいつもひねくれている。例えば、愛だの夢だの適当に混ぜていい感じのメロディつけてボロ儲けするアーティストだったり、若くして大金持ちになったセレブを取り締まる警察官だったりする。決してディスるわけじゃなく、面白に連結していて結果批評している。ドヤ感も少なくてさらりとした持ち味がとても素敵だと思ってる。

この間、週刊文春近田春夫さんの記事を読んでて、ピンと来て、ニューヨークのことを思った。近田さんが書くJ-POPの新譜批評において、何を持って楽曲を評価するのかについて書いていた。「普遍性」「独自性」「同時代性」だと記事にはあった。
同時代性とは「今」より昔では生まれえないということ。ニューヨークはこの「同時代性」が飛びぬけてすごいと思う。
今ここの地点での面白を、ネタに落とし込んでる。それも流行ってるからってやっているようには見えない。別にいいんだけど「同時代性」なんて。でも良いところといったらそれだから。あんまりいなければ、それだけ評価が高いんだ。いいんだよ、桃太郎でもクイズのネタでも面白ければね。

たとえばわたしが一番爆笑したネタは、幕張の吉本の劇場で、その年に一番ウケたネタをするライブで観たネタです。街中で急に踊りだしてプロポーズするフラッシュモブのネタなんだけど、この題材をこうするか!とびっくりしたと同時にそのことではなくてセリフや展開に大笑いした。
設定は現代の若い世代のものでそれを無理なく表現できる技術と表現力がある一方で、地に足付いた冷静な批評眼。褒めすぎか?演技が上手いから、バカにしているようには見えなくて、裏切られる。結果、バカにしてるじゃん!?って、ぶーって後ろに倒れる。そんなネタだ。あれは演技が上手いのかもしくはふたりの見た目をよく分析した上で生かしているのか分からないけど。でも優秀な芸人さんはみんなどちらの能力にも秀でているから、きっとそうなのだろうと思う。

わたしはこのときニューヨークは間違いなく「推し」だと決めた。
爆笑をした経験がある。つまり「いいとこ」観た。肌身で才能を感じたときに「いいとこ観た」って言うことにしている。どんなに評判が良くても「いいとこ」観るまでわたしは芸人さんを分かった振りをしないことにしてる。ニューヨークに関してはいいとこ観たから推すんだよ。

もちろん好みだってだけの話だし、フラッシュモブ知らなきゃ面白くないかもしれないから、他の人の意見は知らない。わたしの好みの問題だから。
スターになるかどうかはそれに別の話だ。面白いひとが評価されれば、なんでもいい。
性格とか人間性は今のところどーでもいい。面白ければ。

今年あたりのキングオブコント。獲るんじゃないか?獲ったらいいなって思ってます。
最初に戻って『ブラマヨ~』では、コンビ二人で売れるようなブラマヨみたいなコンビになりたいってニューヨークは言ってました。おべんちゃらかもしれないけど。